広報やいづ 2016年4月1日号
- 『広報やいづ 2016年4月1日号』
治水と豊作を願って
先月17日、大井八幡宮(藤守)で、国の重要無形民俗文化財に指定されている「藤守の田遊び」が奉納されました。
「藤守の田遊び」は、今から千年以上前の寛和(かんな)年間に始まったといわれる伝統ある祭りで、大井川の治水と豊作を祈願して25番の舞が披露されました。
第12番「田植え」では、三宝を持ち、高下駄を履いた殿が、ショッコをかぶった供を従えて登場し、豊作を願う口上を述べました。
一緒に舞台に上がった周囲の若者たちは、声自慢の氏子(うじこ)などが歌う田植え歌「めでためでたの若松様よ~」の一節ごとに、手に持った御幣(ごへい)で床板を打ち突き、にぎやかに豊作を祈願しました。 - ウェブサイト: http://www.city.yaizu.lg.jp/koho/index.html